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イスタンブールで詐欺師に騙されかけて映画のような逃走劇を繰り広げた話

こんにちは

トルコリラの暴落で、最近何かと話題のトルコ。

僕が訪れた時の半値まで通貨価値が下落しており、旅行者にとってはかなり過ごしやすくなっているんじゃないでしょうか。

食事も宿泊も、アクティビティも、いつもの半額と考えると今すぐにでも、トルコに飛んで行きたいです。

また、トルコといえば、親日国でも知られますよね。

そんなトルコの経済の中心地、ヨーロッパとアジアの交差点とも言える、イスタンブールを全力で駆け抜けた話について書きたいと思います。

イスタンブールって?

 

の位置図

イスタンブールはトルコ最大の都市で、文化・歴史・経済の中心地として栄えています。

古くはコンスタンティノープルとして、ローマ帝国やオスマン帝国など4つの帝国として繁栄し、キリスト教、イスラム教どちらの影響も受けた都市なのです。
(コンスタンティノープルと聞いて、世界史が大好きだった僕は、それだけでテンションが上がります。)

ちなみに政治上の首都はイスタンブールではなく、アンカラで、オスマン帝国崩壊時に、まだ皇帝の影響が残るイスタンブールではなく、新しい共和制の国家を作るという意味合いも込めて、議会をアンカラに置いたんだそうです。

そんなイスタンブールはヨーロッパとアジアにまたがっており、美しい街並みが広がっています。

飛んでイスタンブールの歌でご存知の方もいるんじゃないでしょうか?

トルコは親日国家なのか?

エルトゥールル号遭難事件

アジアとヨーロッパにまたがる独特な文化があるトルコですが、みなさんトルコは親日というイメージをお持ちではないでしょうか?

トルコの親日のきっかけとなったのは、エルトゥールル号遭難事件でした。

この事件は、和歌山県でトルコのエルトゥールル号が座礁し、600名以上が海に投げ出され、そのうち数十名が上陸しました。

そして当時、和歌山県の串本町は台風直撃の影響を受けて、食料の蓄えが十分ではないにもかかわらず、住民総出で救助にあたり、食料を分け与えたのです。

その結果、60名以上が生きて、トルコに帰ることができたのです。

日露戦争

日露戦争とはみなさんも日本史で習った、日本とロシアの戦争です。

東の小国日本が、大国ロシアを破ったことで、世界中に驚きを与えました。

当時トルコもロシアに脅威を感じており、この勝利に勇気付けられたのです。

また日本海海戦でバルチック艦隊を破った立役者である、東郷平八郎が人気となり、トルコではその年に生まれた男児の多くに「トーゴー」と名付けられたのです。

 

本当に親日なのか

大多数のトルコの人たちは歴史的経緯もあり、親日であることは間違いありません。

しかし、トルコ人の中には日本人が持っている、トルコは親日というイメージを利用して、騙してくる悪い人もいるのです。

この悪い人が原因で、イスタンブールの街を全力で駆け抜ける羽目になったのです。

特に旧市街付近で話しかけられた際は十分に注意しましょう。

イスタンブールで詐欺師との逃走の始まり

イスタンブールの詐欺頻発地点である旧市街付近

旧市街にあるブルーモスクの美しいライトアップの写真を撮っている時でした。

見知らぬ旅行者「こんにちは、俺たち旅行でトルコに来たんだが、ちょっと写真を撮ってくれないか?」

 

そう言って声をかけられました。

お互い旅行者ということで、特に警戒もせず、写真を撮って話しているうちに意気投合し、ご飯を食べに行くことになりました。

美味しい料理や、ビールを飲んでいたこともあって、ワイワイ楽しくしゃべり、すぐに打ち解けました。

そして、話もひと段落終わると、「2軒目に行こう」と誘われたのです。

ご飯をご馳走になり、2軒目までのタクシーも払ってくれるとのことで、「良い日だな」という気持ちの反面、あまりの親切っぷりへの疑念も混在していました。

今一緒に行動している人はあくまで初対面であることや、タクシーの行き先が分からないことなど、考えれば考えるほど嫌な予感がしてきたのです。

そして、行き先のわからないタクシーの車内で、到着したスキを狙って逃げようと決意しました。

目的地へとタクシーが着いた瞬間、「いい人だったら、申し訳ない」という気持ちとともに、勢いよくドアを開けて逃走しました。

追いかけて来るんではないかという恐怖を振り払い、賑やかなイスタンブールの街並みを横目に、数年ぶりに全速力で走りました。

まさか相手も僕たちが走って逃げるなんてことを考えもしていなかったようで、振り返った時には追いかけてくる姿は見えませんでした。

(とはいえ、日々の運動不足とそれまでに飲んでいたビールのせいで、バテバテになりましたので、日々の運動の大切さを身にしみて感じました。笑)

本当に詐欺が行われようとしていたのか

ホテルに戻ると、罪悪感が少なからずあったので、「イスタンブール 詐欺」 で検索してみました。

すると、わんさか出てくるではありませんか。

内容をよくみてみると、街で仲良くなった人と飲みに行ったら、ぼったくりバーとグルで数十万円取られた、などと書かれてあります。

中には、怖い人が出てきて、ATMまでついて来るなんて記載も…。

 

僕が出会った人が、本当にその詐欺師なのかを確認する術はありませんが、うまい話には裏があるというのはある程度本当のことみたいです。

 

そして、これは自分の肌感覚ですが、インドにはわかりやすい嘘つきがうじゃうじゃといる一方で、イスタンブールにいる嘘つきは洗練されており、嘘なのかを冷静に考えないと判断しづらい印象を受けました。

 

まとめ

キリスト教とイスラム教の文化が交わり、美しい街並みや文化など見所満載なイスタンブール。

(アジアとヨーロッパの境目であるイスタンブールですが、あまりに親しく声をかけてくる少し怪しい人が多かったので、僕はこの国をアジアだと認識しています。笑)

通貨の下落もあって、さらに渡航を検討している方も多いんじゃないでしょうか。

そんなイスタンブールを含め、やはりどこの国に行っても、一定数は悪い人もいるもので、親しく話してくる人に対して、ある程度の警戒は必要です。

 

トルコは本当に親日の方も多数いらっしゃいます。

一方でトルコ=親日のイメージを利用して、警戒心の薄い日本人を騙そうとする、悪い人が一部いるのもまた事実です。

 

大切なのは事前にこういう事件があるということが少しでも頭に入っていることなのです。

 

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