こんにちは。
旅行や帰省などの長距離移動をする際に、新幹線や飛行機などの公共交通機関を利用すると、費用がかさむなあと思ったことはありませんか?
特に学生や一人暮らしをしている人にとって、こうした費用は可能な限り節約したいものでしょう。
今回の記事では、そんな人たちが一度は考えたことがあるであろうヒッチハイクについてご紹介したいと思います。
ヒッチハイクのコツや注意点、実際どんなものなのかについて記載しますので、これからヒッチハイクをしてみようと思っている方は参考にしてみてくださいね。
Contents
ヒッチハイクって?

ヒッチハイクは、みなさんの想像しているもので間違いないと思いますが、親指を立てて、通りかかる車に乗せてもらう、映画等でよく見かけるやつです。
交通費が浮くことや、普段の生活で関わることのないような色んな人と話をする機会などが、ヒッチハイクのメリットと言えるでしょう。
そんなヒッチハイクは映画などのイメージによって、意外と簡単にできると感じるかもしれませんが、ヒッチハイクするためにはいくつか超えなければならないハードルがあります。
例えば、車の運転手の目線になって考えた際に、親指を立てて待っている人を見つけて急に車を止めることはできるでしょうか?また、気がついたとして知らない人を車にわざわざ乗せるでしょうか?
このようにヒッチハイクをするためにもいくつかコツが必要というわけです。
初心者のためのヒッチハイクのコツ
ヒッチハイクのコツ① スケッチブックに目的地を書いて掲げる

ヒッチハイクは親指だけ立てて待っていても、まず100%成功しません。
ある程度遠くの場所から自分の存在を認識してもらう必要があるため、スケッチブックやダンボールを準備して、方面や目的地を記載して掲げる必要があります。
車が無理なく停車できるくらいの距離感で自分を認識してもらうためにも、できるだけ見やすい文字で記入しておきましょう。
また、成功率を上げるコツとしては、目的地よりも手前にある主要都市を記載することです。
遠すぎる目的地を書いてしまうと、「そんなに遠くまでは行かないなぁ」と運転手は思ってしまうので、ヒッチハイクを行う場所から向かう人が多そうな都市を記載してみることをおすすめします。
ヒッチハイクのコツ② 愛想よく、恥ずかしがらない
自分が運転手の立場になって考えた時に、愛想が良くない人や楽しくなさそうにしている人を乗せるでしょうか?
ヒッチハイクで乗せてくれる人は、1人で運転していて退屈な人や面白そうなことをしているな、と興味を持ってくれる人がほとんどです。
なので、ヒッチハイクを待っている時も、できるだけ楽しそうにしておくことは非常に重要です。
実際に、「どうして乗せようと思ってくださったのですか?」と質問すると、「楽しそうにしていたから」と答える人は、かなりの割合でいらっしゃったことからも、これは事実でしょう。
ヒッチハイクのコツ③ 高速道路のサービスエリアの場合はトイレ前が良い

ヒッチハイクで長距離移動する場合、高速道路を利用することがほとんどだと思います。
そんな高速道路のサービスエリアでヒッチハイクをする場合は、トイレの前でスケッチブックを掲げて乗せてくれる人を探すのがおすすめです。
ヒッチハイクで乗せてくれる人の多くは、ヒッチハイクをしている人を認識した後に、トイレや小休憩など用事を済ませるまでに一度考えてから決断してくれることがほとんどです。
動いている車が即決で乗せてくれる判断をしてくれるのはレアなケースです。
つまり、せっかく人が乗り降りするサービスエリアにおいては、動いている車を狙うよりも、トイレ等で車から降りてきた人に自分たちの存在を認識させる方が成功率は上がるというわけです。
ヒッチハイクのコツ④ 一般道は信号の先がおすすめ

サービスエリアよりも難易度が高いのが、一般道で走っている車を止めて、乗せてもらう場合です。
40キロ以上のスピードで走っている車に気付いてもらい、止まってもらうことは簡単ではありませんし、交通量が多い道路の場合、なおさら停車させづらいという問題もあります。
このような問題がある一般道で乗せてもらうためのコツは、2つの条件が重なるポイントを探すことです。
1つ目のポイントは信号機の先であること、もう1つが近くにコンビニなどの一時駐車できるスペースがあることです。
信号機の先でスケッチブックを掲げて待っていると、運転手は信号待ちの間にヒッチハイカーの存在に気がつくことが可能となります。また、運転手が気がついたのちに、車を停車させる必要があるため、コンビニやスーパーの駐車場など一時利用できる場所が近くにあることも重要になってくるというわけです。
また、信号機の先で待っている時に1点気をつけておきたいのが、一番左側の車線が左折専用レーンのポイントは選ばないことです。
ヒッチハイクする際の注意点
あくまで自己責任である
僕はヒッチハイクで危険な目に起きたことはありませんし、治安のいい日本において、何かが起こることはまれではありますが、あくまで乗せてくれる人は知らない人であるということは認識しておく必要があるでしょう。
自分たちは乗せてもらう立場なので、乗せてくれる人は選べないと思うかもしれませんが、少しでもおかしいと思った車には乗らないように気をつけましょう。
車内では会話を意識する
せっかく乗せてもらったのであれば、乗せてくれた人との会話を楽しみましょう。
車内で沈黙や喋ることがない、なんて状況になってしまうと、せっかく乗せてくれた人に気を遣わせてしまうことになります。
また、長距離移動で疲れが溜まっている場合もあるかとは思いますが、寝てしまうのは論外でしょう。
一期一会の出会いを大切にして、会話を楽しむことを意識しましょう。
ヒッチハイクしてみよう
今回の記事では、ヒッチハイクを成功させるためのコツや、行う上での注意点についてご紹介しました。
実際にやってみると、意外と乗せてくれる人や声をかけてくれる人も多く、暖かい人が多いなあと、感じさせられるものです。
「お金がないけど、どこか行きたい人」や「何か面白そうなことをやってみたい人」はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。