ドイツ

ミュンヘンから日帰りでノイシュバンシュタイン城へ!観光・アクセス・入場方法まとめ

こんにちは。

ロマンティック街道の終点にあるノイシュバンシュタイン城をご存知ですか?

ノイシュバンシュタイン城はドイツとオーストリアの国境付近にある屈指の観光スポットで、あのシンデレラ城のモデルにもなったとされるお城なんです。

そんなドイツ屈指の観光地、美しすぎる白亜のお城「ノイシュバンシュタイン城」への行き方や観光についてご紹介したいと思います。

 

ドイツ屈指の観光地ノイシュバンシュタイン城とは?

ノイシュバンシュタイン城とは、ドイツ南部のバイエルン州にあり、19世紀に当時バイエルン王だった、ルートヴィッヒ2世によってつくられたお城です。

ルートヴィッヒ2世は幼い頃より、絵画などの芸術を好んでおり、戦争や政治の世界から現実逃避した結果、自分の理想郷として作り上げたのが、このノイシュバンシュタイン城なんだそうです。

その美しい姿を一目見ようと、国内外問わずたくさんの人が訪れるドイツ屈指の観光地となっています。

そんなノイシュバンシュタイン城のアクセスについて、次に紹介していきます。

日帰りでミュンヘンからノイシュバンシュタイン城への行き方

バイエルンチケットでミュンヘンからフュッセンへ

ノイシュバンシュタイン城へはミュンヘンから日帰りで訪れることが可能です。

まずは、ミュンヘン中央駅の窓口か自動券売機にてバイエルンチケットを購入します。

 

 

バイエルンチケットとは、バイエルン州全域で使える公共交通機関1日乗車券のようなもので、これを購入するとミュンヘンとフュッセン(ノイシュバンシュタイン城の最寄りの鉄道駅)をお得に往復することが可能です。

ミュンヘンからはフュッセン行きの電車が出ていますので、電車に乗ること2時間ほど、乗り継ぎなしでフュッセンの街へと到着します。

 

バイエルンチケット

【内容】

バイエルン州全域を走るドイツ鉄道(DB)が運航する電車(IRE,RE,RB,Sバーン)とバス、ミュンヘン市内のUバーン(地下鉄)を利用できる1日乗車券。

※特急は利用できません。
※ミュンヘン⇄フュッセンを移動する場合、かなりお得

【使用可能日時】

月~金曜日 AM 9:00~AM 3:00
土・日曜日 終日利用可能

【価格】

1人・・・€25
2人・・・€31
3人・・・€37
4人・・・€43
5人・・・€49

※人数が増えるほど、1人あたりの金額が安くなります。

【購入場所】

オンラインサイト、ミュンヘン中央駅の自動券売機や窓口

※駅窓口で購入の場合、追加で2€かかります。

 

フュッセンからノイシュバンシュタイン城の麓へ

フュッセンの駅からノイシュバンシュタイン城までは4kmほどの距離があるので、駅に到着するとバスを使います。

海外でバスに乗るとなると難しいイメージがありますが、フュッセンの駅を出ると、「Schloss Neuschwanstein Royal Castle」と書いてありますので、そこに来るバスに乗れば到着します。

 

ちなみに乗車するバスの番号は73番か78番バスです、このどちらかに乗るとノイシュバンシュタイン城の麓まで行くことができます。
(同じ電車に乗っていた人は、だいたいがお城へと向かうのでついて行けばたどり着きます。)

ここまでの行程はすべてミュンヘン中央駅で購入したバイエルンチケットを利用することが可能です。

ノイシュバンシュタイン城のチケットの購入

ノイシュバンシュタイン城のチケットの購入方法は2つあり、1つがインターネットでの事前予約、そしてもう1つが現地チケットセンターでの購入です。

チケットの価格については下記となります。

ノイシュバンシュタイン城のチケット価格

大人:€12.00
子供(0~18才):無料
学生・シニア(65才以上)・障害をお持ちの方:€11.00
予約手数料:€1.80

※予約手数料はオンライン予約の場合かかります。

これら二つのチケットの購入方法についてご紹介していきます。

インターネットでの事前予約

チケットの購入方法の1つにインターネットでの事前予約があります。

オフシーズンなら特に予約しておかなくても問題ありませんが、ハイシーズンだとチケットの購入に結構な時間を取られることもありますので、夏場に訪れる場合は事前予約をオススメします・

予約方法は簡単で公式サイトから予約を行い、チケットセンターから届いている予約確認メールを、当日チケットセンターへ持って行くだけです。

 

1点注意が必要なのは、インターネット上で予約が完了するとチケットセンターからメールが届きますが、この際にはまだ支払いは完了しておらず、あくまで支払いは届いたメールを持ってチケットセンターで当日行うという仕組みです。

現地チケットセンターで購入

もう1つのチケットの購入方法は、当日にチケットセンターでの購入です。

チケットセンターはフュッセンから乗ってきたバスが到着する場所の近くにありますので、そこで購入することができます。

また、1つ気をつけたいのがノイシュバンシュタイン城はチケットを購入できたらすぐにお城に入れるというわけではありません。

混雑緩和の目的があるんだと思いますが、チケット購入時に窓口でお城への案内時間を説明され、購入したチケットに入場可能な時刻が印字されますので、その時間になれば購入したチケットを持ってお城へ向かうという仕組みになっていました。

ちなみに、チケットセンターはノイシュバンシュタイン城の麓にあるため、チケットセンターからお城まで徒歩で30分ほどの道のりです。

いざ、ノイシュバンシュタイン城観光へ

チケットセンターからノイシュバンシュタイン城へは徒歩がおすすめ

先ほどもご紹介した通り、麓のチケット売り場からノイシュバンシュタイン城までは徒歩で30分ほどの道のりです。

麓からお城までは、バスや馬車という選択肢がありますが、個人的にはぶらぶらと歩いて行くことをおすすめします。

 

なぜかというと、麓からノイシュバンシュタイン城までの道のりにはたくさんのきれいな景色を見ることができるからです。

 

ノイシュバンシュタイン城への道中の景色①
ノイシュバンシュタイン城の道中の景色②

確かに30分坂を登るとなると、決して楽だとは思いません。

ですが、写真のような美しい眺めを自分たちのペースで見ることができるので、余裕がある方は絶対に徒歩で訪れるべきでしょう。

 

ノイシュバンシュタイン城へ向かう道

ちなみに冬場は、写真のような道を歩かないと行けないので、動きやすい格好をすることをお勧めします。

 

ちょっと寄り道、絶景のビュースポット「マリエン橋」へ

また、チケットセンターから直接ノイシュバンシュタイン城へ向かう前に立ち寄って欲しいスポットが、マリエン橋という場所です。

少し回り道にはなってしまいますが、マリエン橋は絶好のビュースポットで、ノイシュバンシュタイン城の最も美しい姿が見られるスポットでしょう。

まさにポストカードのような姿を見ることができるので、絶対に寄りましょう、絶対です。

夏になると銀世界のような姿から一変し、緑が美しい姿を見ることもできるそうです。

観光客に人気のスポットで混雑はしていますが、朝と夕方が比較的空いているのでおすすめです。

 

 

ノイシュバンシュタイン城の内部へ

チケットセンターで購入したチケットに書かれている時間になると、ノイシュバンシュタイン城の中へ入場することができます。

残念なことに、内部の写真撮影は禁止されていたので様子を写真でお伝えすることはできませんが、豪華絢爛な内装が素敵なお城でした。

そして、印象的だったのはノイシュバンシュタイン城をつくったルートヴィッヒ2世は、青色をすごく好んでおり、お城内部のいたるところに色の違う「青色」がたくさん使われていました。

日本語の音声案内を無料で借りることができますので、ぜひ音声案内と一緒にお城内部の見学も楽しんでください。

美しすぎるノイシュバンシュタイン城へ行ってみよう

シンデレラ城のモデルにもなったお城「ノイシュバンシュタイン城」へ実際に訪れてみましたが、内装から外観までその姿はまさに絶景というにふさわしかったです。

個人的には、夏にもう1回来たいと思うほどにはよかったです

ミュンヘンから日帰りでサクッと訪れることもできますので、ぜひドイツ旅行をお考えの方は訪れてみてください!