こんにちは。けんちょ(@kencho0113)です。
イスラエルの聖地エルサレムから南へ10kmほどの場所に位置するベツレヘムという街をご存知でしょうか。
ベツレヘムは、イエス・キリストが生誕した地であり、近年は覆面芸術家のバンクシーがウォールアートを描いたり、ホテルをプロデュースしたことでも有名な街です。
エルサレムからは目と鼻の先の距離にあるので、エルサレム観光の際に併せて訪れたいベツレヘム。そこで今回の記事ではエルサレムからベツレヘムへの移動方法やベツレヘムの街の治安についてご紹介したいと思います。
これからイスラエル旅行を検討している方や、ちょうどエルサレムにいて、これからベツレヘムへの移動を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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Contents
エルサレム⇄ベツレヘムの行き方
エルサレム⇄ベツレヘムへは路線バスを使ってアクセスすることが可能です。
路線バスの番号は231番、運賃は片道6.8シュケルで乗車時に運転手さんに支払います。
エルサレムからベツレヘムへの路線バスでの移動方法
エルサレムからベツレヘムへと向かうバスは、旧市街北側のダマスカス門の近くにあるバスターミナルから発車します。このバスターミナルは、ベツレヘム行きのバス以外にもたくさんのバスが停留しているので、バス乗り場はすぐに見つかるかと思います。
バス乗り場に到着すると、停留しているバスの中から231番と書かれた路線バスを探して乗り込みます。
ベツレヘムまでは特に乗り換えなどは必要がないので、ダマスカスゲートのバス乗り場から乗車に成功すれば、40分程度乗りっぱなしで目的地へと到着します。
ダマスカス門近くのバス乗り場はこちら
ベツレヘムからエルサレムへの路線バスでの移動方法
ベツレヘムからエルサレムへ帰る際のバス乗り場は、エルサレムから乗ってきたバスが到着した場所と同じところにあります。もちろん乗車するバスの系統も同じで231番の路線バスに乗り込み、運賃は6.8シェケルです。
行きのバスと1点異なるのが、ベツレヘム→エルサレムへと向かう途中のバスは途中で止まり、乗客は全員イスラエル軍の人にパスポートのチェックをされる点です。
パスポートチェック自体は、バスの中に乗ってくる軍人に自分のパスポートを見せるだけなので、バスの外に下りたり、質問攻めにあったりといった手間は特にありません。但し、パスポートを忘れたなんてことになると、ややこしいことになりそうでしたので、パスポートは肌身離さず持っておくことをおすすめします。
また、往路の日中のバスと違って、復路の夕方は渋滞がひどく、エルサレムの街までは1時間以上かかることもしばしばなんだそうです。
ベツレヘム側のバス乗り場はこちら
ベツレヘムの街の治安は?
ベツレヘムはエルサレムから南へ10kmほどに位置する街なのですが、実はここはイスラエル内にあるパレスチナ自治区にある街です。
パレスチナ自治区といえば、日本で耳にするニュースはお世辞にもいいものとはいえないこともあってか、少し危険なイメージを持っている方も多いでしょう。
しかしベツレヘムの街はそんなパレスチナ自治区内では比較的安全なエリア。外務省のHPの渡航危険レベルは、通常レベル1に設定されており、この辺りでは比較的治安がいい街と言えるでしょう。
ただし、情勢によっては一気に変わる可能性もあるため、渡航前に最新の情報はチェックしておくことをおすすめします。
また、上記のページにてエルサレムの治安は紹介しましたが、ベツレヘムの街はイスラエル側の雰囲気とは全く異なります。
イスラエルが管理する街は、ユダヤ人が中心の国家で強引な客引きや値段交渉等は一切ありませんでした。一方でパレスチナ自治区内の街に入るとアラブ人が中心の街になることもあってか、タクシーの客引きがうるさかったり、高額をふっかけてきたりするので、少し注意が必要です。
僕が訪れた際には身の危険を感じるようなシーンはありませんでしたが、インドやエジプトのように不要な客引きに対しては、きちんと無視する姿勢や粘り強い価格交渉が必要な街の雰囲気です。
なので、イスラエルの穏やかな街の雰囲気を想定して訪れると「おいおいおい、思っていた感じと全然違うな」となってしまいますので、あらかじめ雰囲気の違いについては、念頭には置いておくと良いでしょう。
ちなみにエルサレムから到着するバス降車場の近くでは無数のタクシーの客引きがおり、バスに乗っていたお客さんに一斉にアプローチしてきます。
中には「道が封鎖されていて歩いて通れないよ」だとか嘘をついてタクシーになんとか乗せようとしてくる人もいるのでバスから降りた後は一番気をつけたほうがよさそうでした。
少し長くなってしまったので、ベツレヘムの治安についてまとめると下記のようなイメージです。
✔︎ベツレヘムはパレスチナ自治区内だが渡航危険レベルは1と安定。 ✔︎実際に日中に身の危険を感じることはなかった。 ✔︎ただし強引な客引きや高額ふっかけてくる人はいる ✔︎特にエルサレムから到着するバスから降りた際のタクシー運転手には気をつけて!
身の危険を感じることはなかったとはいえ、やはり安心感のもとベツレヘムをしっかり観光したいという方や、自力でベツレヘムへとアクセスするのが難しいという方、エルサレム旧市街やベツレヘム、死海など限られた日数で効率よく見て回りたいという方は、下記の現地ツアーも選択肢に入れてみても良いと思います!
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海外旅行保険付帯のおすすめのカードはこちらにまとめてみました!
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