こんにちは。けんちょ(@kencho0113)です。
「北欧のベネチア」と呼ばれるほど美しいストックホルムの街並み。そんなストックホルム旅行において絶対に外せないスポットの1つが「ストックホルム市庁舎」です。
ストックホルム市庁舎は、ノーベル賞受賞者の晩餐会や舞踏会が行われる会場。実は内部はガイドツアーにて見学することが可能なのです。また、市庁舎の展望タワーからは美しいストックホルムの街を一望する絶景を見ることもできます。
そこで、今回の記事ではストックホルム旅行で絶対に訪れておきたい、ストックホルム市庁舎のご紹介をしたいと思います。
これからスウェーデンへ旅行を予定している方や次の旅先を考えている方など、ぜひ読んでみてください。
Contents
ストックホルム市庁舎とは
ストックホルム中央駅(T-Centralen)からほど近く、ストックホルムの街の中心部に市庁舎はあります。ここは毎年ノーベル賞受賞者の晩餐会や舞踏会が開催されていて、まさにストックホルムのシンボルとも言える場所なんです。
また、市庁舎であるにもかかわらず、ヨーロッパ各地の名建築を参考にデザインされた設計は、20世紀建築の傑作として評価が高く、外観だけでも一見の価値がある建物です。
そんなストックホルム市庁舎ですが、上記の写真の左側には市庁舎内部の見学ツアーの入口が、右側の塔の部分の真下には展望台の入口があり、それぞれ入場が可能となっています。
ノーベル賞晩餐会の会場、ストックホルム市庁舎の内部見学へ!
ストックホルム市庁舎はツアーでのみ内部の見学が可能となっています。中に入るといきなりノーベル賞の晩餐会が行われる「青の間」を見学することができます。晩餐会はスウェーデン王室を含む、1,300人以上のゲストが参加するらしく、当日はこの広々としたスペースをぎっしりと埋める人が訪れるんだとか。
「青の間」に青の要素が特に見当たらず疑問に思っていましたが、ガイドさん曰く、もともとはレンガを青く塗る予定でしたが、赤レンガが美しかったためにそのまま残され、定着していた「青の間」という名称はそのままになったんだそうです。
実際に「青の間」を歩くことも可能でした。「青の間」から見上げる景色はこんな感じ。
ガイドツアーでは、ガイドさんの説明を聞きながら、ストックホルム市庁舎内を見学することができます。
それにしてもただの通路も豪華なつくりになっていて、すごい…。
通路を進むと、月に2回実際の市議会で使われている議事堂の見学をすることができます。日本ですら議事堂の内部に訪れる機会はないので、かなり新鮮な気分です。まるでクラシックのコンサート会場のような荘厳な雰囲気です。
また、議事堂で注目すべきは天井の装飾です。これは古代ヴァイキングの家屋の屋根を再現してつくられたものだそうです。ここまで豪華な議事堂だと「議会に集中できないのでは・・・」なんて思ってしまいます。
そして、ガイドツアーの最後は1番の見どころである「黄金の間」の見学です。黄金の間はノーベル賞の舞踏会が開催されるホールです。
正面に描かれているのは、エイナール・フォルセッツが手がけた「メーラレン湖の女王」という作品で、金箔が2,000万枚近くも使われたなんとも贅沢な作品です。
黄金の間では、実際にテーブルやコップが並べられており、こんなに贅沢な場所で開催される舞踏会はどんな世界なんだろう、と思わされるような空間でした。
このようにストックホルム市庁舎の中には、たくさんの見所があるので、外観だけとは言わずにぜひ内部の見学もしてみてくださいね!
ストックホルム市庁舎ツアーの料金や時間帯
ストックホルム市庁舎の内部を見学しようと思うと、ガイドツアーに申し込む必要があります。ガイドツアーは当日に現地にて申し込むことが可能です。
日本語のガイドツアーはないため、英語のガイドツアーに参加する必要があります。
ガイドツアーの料金や開催されている時間帯をまとめると下記の通りです。
名称 | ストックホルム市庁舎の内部見学ガイドツアー |
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入場料 | 【4~9月】 大人:120クローネ 7~19歳:40クローネ 6歳以下:無料【11~3月】 大人:90クローネ 7~19歳:40クローネ 6歳以下:無料 |
ツアー時間 | 10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00 ※所要時間は1回あたり約45分ほど |
Webサイト | https://cityhall.stockholm/visit-the-city-hall/ |
【絶景】ストックホルムの街が一望できる市庁舎の塔へも登ってみよう
ストックホルム市庁舎に訪れたのであれば、内部見学のツアーだけではなく市庁舎の塔にも登ってみることをおすすめします。塔の上からは、まさに魔女の宅急便の世界のような「ガムラスタン」の街並みを一望することができます。
実際にガイドブックやポストカードに採用されている写真は、市庁舎の塔から撮影したものを使われていることが多く、まさに絶景と言える景色なのでぜひ足を運んでみてください。
市庁舎の塔への入場はガイドではありませんが、決められた時間に入場する必要があります。これは防災上の理由で一度に30人までしか入場できないという規制があるためだそうで、市庁舎の内部見学ツアーと同様に当日に現地で受付をすることで予約ができます。
料金は1人60クローネで受付にてチケットを購入しておいて、開始時間になれば塔へと登ることができるという仕組みでした。
ストックホルム市庁舎の塔の入場料金や案内時間をまとめると下記の通りです。
名称 | ストックホルム市庁舎の塔 |
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入場料 | 60クローネ |
ツアー時間 | 【5月、9月】 9:10、9:50、10:30、11:10、11:50、12:30、13:10、13:50、14:30、15:10、15:50 【6~8月】 9:10、9:50、10:30、11:10、11:50、12:30、13:10、13:50、14:30、15:10、15:50、16:30、17:10 |
Webサイト | https://cityhall.stockholm/visit-the-city-hall/ |
ストックホルム市庁舎へのアクセス
ストックホルム市庁舎は街の中心部にあり、ストックホルム中央駅から徒歩8分程度で訪れることが可能です。市庁舎の塔は高さがあるので、塔を目印に歩けば特に問題なく到着するでしょう。
名称 | ストックホルム市庁舎 |
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住所 | Hantverkargatan 1, 111 52 Stockholm |
最寄駅 | ストックホルム中央駅 |
入場料 | 市庁舎内部見学ツアー:120クローネ(大人) 市庁舎の塔の入場料 :60クローネ |
Webサイト | https://www.parliament.uk/bigben |
ストックホルム観光で市庁舎は外せないスポット!
今回ご紹介した通り、ノーベル賞の晩餐会が行われる市庁舎内部の見学やストックホルムが一望できる塔への入場、どちらもストックホルム観光では外せないスポットでしょう。
ぜひ、ストックホルム旅行の際には、訪れてみてくださいね!
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