こんにちは。けんちょ(@kencho0113)です。
海外旅行慣れしていない人の心配事の1つとして、旅先でのトラブルを挙げる人も多いのではないでしょうか。言語や文化の違う海外で、急にイレギュラーが起きてしまうと考えると、不安になってしまうのも無理はありません。
実際に僕も過去に何度か旅先でトラブルに遭遇して、現地で慌ててしまった経験があります。
そこで今回の記事では、実際に僕が旅先で遭遇したトラブルの体験談をもとに、海外で起きる可能性のあるトラブルの内容とその対処方法、そして未然に防ぐための対策をご紹介したいと思います。
今後、海外旅行に行ってみたいな、と思っている方はぜひ参考にどうぞ!
Contents
実際に体験した海外旅行先でのトラブルとその対処方法
①予約した飛行機に乗り遅れる
たまにあるヒューマンエラーの1つが、予約している航空券の日時の勘違いなどで起きる、飛行機の乗り遅れです。
僕はマレーシアのコタキナバルへの旅行の際に、日本へ帰国する便の日時をすっかり勘違いしており、気付いた時には予約していた便はすでに出発してしまっていました。
勘違いの原因は、予約していた便の出発時刻が夜中の12時過ぎと、日付をまたぐタイミングだったため、日にちをすっかり間違えて手帳に記入してしまっていたからです。
予約していた飛行機が行ってしまった場合の対処法
「予約していた飛行機がすでに出発してしまった・・・」という場合には、いち早く航空会社に連絡し、事情を説明してみましょう。望みは薄いですが、もしかすると空きがある便に乗せてもらえるかもしれません。
ただし、僕の場合は「申し訳ないけど、もう一度買い直してください」とのことを言われてしまったので、基本的には買い直すことになると覚悟した方が良いでしょう。
飛行機に乗り遅れないための対策
・スケジュールをきちんと確認すること
・余裕を持って空港に向かうこと
以上を注意しておけば発生しないトラブルなので、フライトの日時や出発する空港の場所などを念入りにチェックし、余裕を持って空港へと向かいましょう。
②搭乗した飛行機の遅延によって、乗り換え便に間に合わない
続いてご紹介するのは、搭乗した飛行機が何らかの原因で遅延したことによって、予定していた乗り継ぎ便に間に合わない、というトラブルです。
このトラブルは直行便が飛んでいない地域へと旅行する際や、できるだけ安く旅行を手配する際など、飛行機を乗り継ぐ場合に発生する可能性があります。
僕も今までの旅行で2度乗り継げなかった経験があるので、乗り継ぎ便を利用して旅行しようと思っている方であれば、割と遭遇する可能性の高いトラブルと言えるでしょう。
飛行機の遅延によって乗り継ぎ便に間に合わない場合の対処法
結論から言うと、飛行機の遅延によって乗り継ぎ便に間に合わなかった場合には、新たに航空券を買い直す必要はなく、航空会社が何とか対応してくれます。
ただしこの時に、次の便に乗せてもらえるのか、それとも翌日の同じ時刻の便に乗せてもらえるのかは、その場の状況や航空会社によって対応が異なります。
もし翌日の便に乗ることになった場合には、航空会社がホテルを手配してくれるので、その辺りの費用については安心して大丈夫です。
とにかく対処法としては、搭乗している飛行機が遅延していて、乗り継ぎ便には間に合わないとわかったら、空港に着いた瞬間に航空会社の人に相談することです。
飛行機の遅延によって乗り継ぎ便に間に合わないことへの対策
飛行機が遅延することに対しては、対策のしようがありません。これは運次第です。
しかし、航空券を予約する段階でしておくべき対策があります。
それは乗り継ぎの前後の便を切り分けて予約しないことと、航空会社は同じところものを利用することです。
乗り継ぎの前後の便を切り分けて予約してしまうと、搭乗者が考える目的地と航空会社が捉えている目的地が異なるため、補償が出なくなってしまう可能性があるからです。
つまり、飛行機の遅延は運次第ですが、もしも遅延して乗り継げなかった場合に、補償してもらえるかどうかは対策が可能ということです。
③パスポートの残存期間による搭乗拒否
パスポートの有効期間が残り少ない場合に、航空会社から搭乗を拒否される可能性があります。僕もまんまとやってしまいました。
どこの国に訪れるにしても、パスポートの残存期間が一定の日数以上ないと入国できない制限があります。もし仮に航空会社が旅行客を目的地へ運んだとしても、その人が入国できなければ、責任を取る必要があるのは航空会社です。
航空会社としては、このようなリスクを負いたくないため、目的地に応じてパスポートの残存期間が一定数残っていない人は、そもそも搭乗させてもらえない、というわけなのです。
当日、何も知らずにワクワクしながらチェックインカウンターで事実を知らされるのは、なかなかキツイものがあるのでお気をつけて。
詳しくは下記の記事に記載しています。

パスポートの残存期間が足りない場合の対処法
パスポートの残存期間が足りないと気がつくタイミングが早ければ、パスポートを更新することで対応することができます。自治体によって更新に必要な日数は異なりますが、概ね1週間〜10日ほどの期間が必要でしょう。
気がつくタイミングが遅い場合でも、チケットの払い戻しをしてもらえる可能性があるので、航空会社に一度連絡してみましょう。
払い戻しが不可の場合であっても、差額を払えば日程の変更ができる可能性があるので、日程を後ろにずらして、その間にパスポートを更新するというのも1つの手でしょう。
パスポートの残存期間による搭乗拒否への対策
きちんと確認さえしておけば、このようなトラブルは発生しません。(自戒を込めて)
下記サイトにそれぞれの国ごとに必要なパスポートの残存期間が紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
https://www.skygate.co.jp/guide/543/
④スリや置き引き

旅先で特に気をつけておきたいのが、スリや置き引きです。
特に観光地には観光客を狙った悪い人たちがいるので、気をつけて観光する必要があります。僕もベトナムで一度やられてしまった経験があります。
手口は様々ですが、1人に話しかけられて気を取られているうちに、もう1人にスられるというのが、よく被害にあう手口の1つです。
スリや置き引きの被害にあった場合の対処法
海外でスリの被害を受けた場合、まずは警察署に行きましょう。事情を話してポリスレポートを作成してもらう必要があります。
海外旅行保険を適用する際や、パスポートを盗まれた場合の大使館での再発行の際などに、ポリスレポートは必要です。
間違えても盗まれたからといって、犯人を追いかけてはいけません。追いかけた先にどんなリスクがあるかは全くわかりません。
スリや置き引きの対策
荷物は肌身離さず、絶対に目を離さないようにしておきましょう。前掛けのカバンがあるとより安心です。リュックだと後ろが死角になってしまうので、盗られる可能性が高くなってしまいます。
旅行先の国でどのようなスリの手口があるのか、情報を頭に入れておきましょう。知っているのと知らないとでは、実際に遭遇した時に対応が大きく変わってきます。
また、できるだけ貴重品はホテルに置いておきましょう。現金は使う分だけにして、持ち歩きは最小限に。最悪、撮られてしまっても、被害は最小限です。
⑤海外での病気や怪我
アメリカを旅行している時に友人が骨折してしまい、病院のお世話になってしまうことに。
当然ですが、外国と日本では医療制度も異なりますし、日本語と英語でやり取りするのもめちゃくちゃ大変でした。ちなみに友人はスケボーで転んで、地面に手を付いた衝撃で骨折してしまいました。
海外での病院のお世話になった場合の対処法
海外での医療費は、旅行保険の適用範囲内で払い戻してもらうことが可能です。その際に必要なのが、領収書と診療内容の明細書です。
日本と異なり医療費全額負担の国も多いため、確実に払い戻しを受けるためにも、きちんと上記2つの書類をもらっておきましょう。
海外での病気や怪我への対策
怪我は気をつけてくださいとしか言いようがありませんが、病気への備えとしては飲み慣れた日本の薬をいくつか持っておくことをおすすめします。日本人と外国人では、体のつくりも少し異なるため、飲み慣れていない薬だときつく感じてしまう可能性があるからです。
また、高額な医療費に備えておくためにも、海外旅行保険には確実に加入しておきましょう。エポスカードは無料にもかかわらず、持っているだけで海外旅行保険が付帯するカードなので、これを機につくっておくと良いでしょう。
海外旅行保険が付帯する無料のカードは、下記でもご紹介していますので参考にどうぞ。

⑥長距離バスの故障
特に東南アジアでは、長距離バスが故障等で止まってしまうこともしばしば。実際に僕はカンボジアとタイでバスが故障して止まってしまう、という経験をしました。
長距離バスだったため、本当に何もない田舎で4時間ほどの立ち往生でしたが、その代わりに同じバスの乗客と会話するきっかけとなり、友人ができました。
長距離バスが故障した場合の対処法
バスが故障してしまっているので、個人がどうにかできる問題ではありません。その場を楽しく過ごす方法を考える方が良いでしょう。
ちなみに東南アジアでバスが故障した際には、拠点の場所から新しいバスが来てくれたことで解決しました。
長距離バスの故障への対策
東南アジアで長距離バスに乗ると故障や遅延はつきものです。できるだけ旅程に余裕を持っておくことが対策の1つでしょう。
もしくは飛行機が飛んでいる区間であれば、飛行機を利用することでリスクを低減することが可能です。
⑦持ち物が故障してしまった
ニュージーランドを旅行している時に、うっかりカメラを落としてしまい、壊してしまいました。
せっかく旅行でテンションが上がっていたのに、カメラやスマートフォンを壊してしまうと、楽しむに楽しみきれなくなってしまったので、くれぐれもお手持ち品にはお気をつけて。
持ち物が故障してしまった時の対処法
安心してください。海外旅行保険に加入していれば、カメラやスマートフォンなどの持ち物の故障は、携行品損害という項目から補償されます。
補償を受けるためには、故障した持ち物の現物を保険会社に送付する必要があるため、壊れたからといって現地に捨てて帰るのではなく、きちんと持って帰国しましょう。
詳しくは下記の記事でご紹介しているので、参考にどうぞ!

持ち物の故障への対策
まずは壊さないように、気をつける意識が大切です。
そして持ち物の故障への対策としても、海外旅行保険へ加入しておくことは必須です。先ほどもご紹介しましたが、エポスカードを持っているだけで携行品損害も対応可能なので、これを機に発行しておくと良いでしょう。
⑧ぼったくり

これもよくあるトラブルの1つ、ぼったくりです。僕はインドで相場よりも高い旅行ツアーを購入させられるぼったくり被害に遭いました。日本語でペラペラと話しかけてくる現地の人がいたのですが、その人に紹介してもらった旅行会社がぼったくりだったのです。
事前に相場を把握していなかったがために、約20,000円ほど余分に支払うことになりました。
詳しくは下記の記事に書いていますので、ぜひどうぞ!

ぼったくり被害にあった時の対処法
ぼったくりバーや白タクなど、ぼったくりにもたくさんの種類があります。中には手荒な真似をしてくるケースもありますので、身の危険を感じるのであれば、素直に要求されているお金を支払って、早くその場から立ち去ることが大切です。
いくらお金が惜しいとはいっても、命に勝るものはありません。
ぼったくり被害にあわないための対策
最も重要なのは下調べです。どのようなぼったくりの手口があるのか把握していると、怪しい人に話しかけられた時に判断できるようになります。知らないと引っかかってしまいます。
また、やたらと話しかけてくる人は、十中八九何か企みがあると思っていて大丈夫です。道を聞くにしても、普通は旅行客に聞くことはありませんので、疑り深いぐらいで備えておきましょう。
海外旅行先でトラブルに巻き込まれないためには
海外旅行でトラブルに巻き込まれないために、まずはきちんと情報を持っていることが大切です。
トラブルが起きた際にどのように対処すれば良いのか、訪れる国にはどのようなトラブルがあるのか、いずれも知っているのと知らないのでは、対応が大きく異なります。
トラブルが起きてしまった際に、慌てずに対処するためにも、やり過ぎなくらい準備しておくと安心でしょう。
きちんと情報を収集して準備しておけば、本当にやばいトラブルに巻き込まれることはほとんどありませんので、備えあれば憂いなしで楽しい海外旅行をお過ごしくださいね!