こんにちは。けんちょ（@kencho0113）です。
実は僕、年間100回以上も足を運ぶほどのサウナが大好き。海外旅行に行けなかった2020年は、暇さえあればサウナに通う生活をして、国内旅行先も行きたいサウナをベースに選ぶ、なんて過ごし方をしていました。
これほどまでにサウナが大好きなのですが、テントサウナはまだ未体験。いつか体験してみたいな、なんて思っていたところ、乗鞍高原で「雪の中のテントサウナ」が体験できる、という情報を聞きつけたので、早速体験してきました。
そこで本記事では、真冬の乗鞍で体験したフィンランドさながらのサウナ浴についてご紹介したいと思います。
Contents
テントサウナとは？
テントサウナとは、言葉の通り、キャンプやアウトドアなどによく使われるあのテントをサウナにしてしまったものです。サウナ同様にテントサウナもフィンランドが発祥で、どこでも手軽にサウナを楽しむためのアイテムとして生まれたんだとか。
防炎素材を使用したテントの中に薪ストーブを準備して、その上にサウナストーンを置くといういたってシンプルな作り。「火気使用OK」「テント設営OK」の場所であれば、どこでもサウナ空間を作り出すことができるので、湖や川のほとりなど、大自然のすぐそばでサウナ浴が体験できてしまうというわけです。
特にサウナ後の川や湖へのダイブは、水風呂とは比較にならない気持ちよさで、大自然の魅力をいっぱいに感じることができます。
実はこのテントサウナ、個人でも購入が可能なので、よくキャンプに行かれる方は、一段階上のアウトドアアイテムとして、購入してみても良いかもしれません。というか、めちゃくちゃおすすめです。
乗鞍高原の「温泉の宿雷鳥」でテントサウナを初体験してきた
そんな巷で話題のテントサウナを乗鞍高原の「温泉の宿雷鳥」で初体験してきました。雷鳥さんは、乗鞍高原観光センターから歩いて5分ほどの場所にあるゲストハウス。テントサウナは不定期開催で、現在常設を検討しているんだそう。
冬の乗鞍高原は-10℃を下回ることも多い極寒の地で、この日の気温もちょうど-10℃ほど。辺り一面に雪が積もった中での真冬のテントサウナです。大自然に囲まれた、真っ白な雪景色の中、フィンランドさながらの環境でのサウナ浴に期待が高まります。
スノーロウリュが最高に気持ちいい！
今回雷鳥さんに設置されていたのは、しっかり熱いことでも知られているロシア製MORZHのテントサウナ。テント内の温度は体感で90℃くらい、極寒の地でもしっかりと熱さを感じる大満足の空間です。
特に最高だったのが、サウナストーンに雪をかけるスノーロウリュ。ロウリュいえば、サウナストーンに水をかけることで、サウナ内の湿度を高めて発汗作用を促すフィンランド式のサウナの入浴方法。じわじわと身体に降り注ぐ蒸気がとっても気持ちいいんです！
このロウリュを水の代わりに自然の雪でできるのが、雷鳥さんのテントサウナのスノーロウリュです。サウナストーン上の雪がじわじわと溶けていくことで、テント内の湿度が徐々に上がっていき、通常のロウリュとはまた少し異なる感覚のサウナ浴を楽しむことができます。
じんわりと身体が温まっていく感覚が最高で、気軽にセルフロウリュ（自分でロウリュを行うこと）ができるのも、プレイベート空間のテントサウナだからこそ。雪の中のテントサウナが最高すぎて、思わずサウナ→外気浴を8セットも繰り返してしまいました。
氷点下の外気浴でととのう
サウナでしっかりと汗をかいた後は、氷点下の中での外気浴です。ロウリュによって身体が芯まであったまっているので、マイナスを下回る冷気の中でも不思議と寒くありません。というか、むしろ気持ちが良いほど！
水風呂の代わりにふわふわの雪に飛び込むもよし、氷点下の冷気の中でじっくりとクールダウンするもよし、自然と一体になったサウナ浴は極上の体験で、まるでフィンランドのよう。街中のサウナ施設では体験できないサウナ浴に思わず感動してしまいました。
すぐ隣には焚き火も設置されていたので、身体が少し冷えてきたところで、火を囲って暖をとる、そんなアウトドアならではの体験をすることもできました。
サウナで心身をととのえるもよし、移り行く焚き火をぼーっと眺めるもよし、雷鳥さんでのサ活は大自然の魅力を存分に味わえる、そんな素敵なサウナ浴になりました。
締めは乳白色の天然温泉の露天風呂
日本人にとってサウナと切っても切り離せない関係なのが温泉です。なんと雷鳥さんでは、フィンランドさながらのサウナ浴に加えて、極上の天然温泉まで楽しむことができるんです。
乗鞍高原の温泉は湧出時の温度が50℃ほど。加水・加温されていないため、温泉の成分が飛んでしまうことのない新鮮な乳白色の温泉です。酸性の成分が強く、一般的な温泉の効能である疲労回復や冷え性の改善などに加え、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症など、身体にもとっても良い温泉なのです。
美しい雪景色を眺めながら、気持ち良い温泉にゆっくりと浸かってリラックス。サウナ浴の締めには、そんな贅沢すぎる時間を過ごすことができますよ！
真冬の乗鞍高原で極上のサウナ体験はいかが？
今回、初めてのテントサウナを体験してきましたが、テント内は思っていた以上に熱く、好きな時にロウリュをすることができるので、思っていた以上に最高でした。
見渡す限りの大自然や、一面真っ白の雪景色の中、非日常空間でのサウナ浴は最高に気持ちよく、心も身体もリフレッシュすることができました。
雷鳥さんのテントサウナは不定期で開催されているので、気になる方はぜひチェックして訪れてみてくださいね。おすすめです！ご予約は下記からどうぞ。
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■詳細情報
・名称：温泉の宿 ゲストハウス雷鳥
・住所：〒390-1520 長野県松本市安曇４３０６
・電話番号：0263-93-2746
・公式サイト：http://ghraicho.com/
