こんにちは。けんちょ(@kencho0113)です。実はつい先日、6年間ずっと使っていたカメラを新しく買い替えました。
カメラといえば、旅行の思い出を美しく残すために必需品のアイテム。スマホカメラ、一眼レフ、フィルムカメラなど、カメラにも色々と種類がありますが、一般的なデジタルカメラはずっしりと重量があり、旅先に持っていくとなると、意外にもめんどうだったりしますよね。
旅行に持っていくのであれば、なるべくコンパクトでかつできるだけ高性能なカメラがいいなと、そんなことを思いながらカメラ探しをしていると、ぴったりなカメラに出会いました。そこで今回の記事では、サイズ感と性能をいいとこ取りした旅行にぴったりのカメラ「SONY a7c」についてご紹介したいと思います。
Contents
SONY a7cってどんなカメラ?

SONY a7cは、2020年10月よりSONYが販売しているフルサイズのミラーレス一眼レフカメラです。
その最大の特徴はモビリティに優れたコンパクトさで、フルサイズセンサー搭載のカメラの中では、世界最小・最軽量、ボディの重量はわずか509gと驚きのサイズ感。
一方で、性能に一切妥協することなく、ソニーが培ってきた最先端技術が惜しみなく搭載されており、”手軽さ”や”コンパクトさ”と、”高性能”の両方を兼ね備えた、旅行先に携帯するのにぴったりのカメラなのです。
SONY a7cが旅行用カメラとしておすすめな理由
コンパクトでとにかく軽い!
SONY a7cを旅先に持っていくカメラとしておすすめする最大の理由が、軽くてコンパクトなことです。カメラをリュックに入れると他の荷物が入らない、重くて持っていくのがめんどくさい、なんてことになってしまうと本末転倒ですよね。
特に旅先では、荷物を持ったまま長距離歩いたり、アクティビティに参加することも多々あります。持ち運びが面倒でせっかくのシャッターチャンスを逃してしまった・・・なんてことにならないように、持ち運びがストレスにならない程度の軽さやコンパクトさはとっても重要なのです。
その点において、a7cはボディが約509gとフルサイズセンサー搭載のカメラの中では世界最軽量のコンパクトさ。旅先のお供にぴったりのサイズ感なのです。
フルサイズセンサー搭載で高画質・高性能
いくらコンパクトなカメラが良いとはいっても、旅先の思い出を美しく残すのであれば、ある程度の機能性は必要です。特に最近のスマートフォンのカメラの性能はどんどん良くなっているので、それなりの性能であれば、スマホで代替できてしまいます。
性能という面においてもa7cは、コンパクトながらもフルサイズセンサーを搭載しており、画質や写りの良さは申し分なし。一眼レフならではのボケ感や描写力を楽しむことができます。
せっかくカメラとして旅先に持っていくのであれば、旅先の思い出や風景を美しく撮れる性能にはこだわってカメラ選びをしたいですよね。
バッテリーの長時間稼働・防塵防滴性能
バッテリーの稼働時間や、防塵防滴性能などの耐久性も旅行に持っていくカメラとしては、重要な要素の1つです。
旅行と一口に言っても、その目的は様々です。海や山でアウトドア要素の強い旅をすることもあれば、街中を観光することもあり、晴れの日もあれば、雨の日もある。旅行先に持っていくことを想定するのであれば、こうした様々な環境にある程度対応できることは重要になってきます。
a7cは、ほこりや水滴に強い防塵・防滴に配慮された設計や、最大740枚撮影可能なバッテリーのスタミナ性能など、耐久性の面においても、旅行のお供として申し分なしのスペックのカメラです。
実機レビュー!SONY a7cのここがいい!
軽くてコンパクト!気軽に持ち出せるサイズ感!

それでは実機を見ながらa7cについてご紹介していきたいと思います。実際にa7cの現物を見てみると、噂通りのコンパクトさ!レンズキットのレンズと組み合わせても重量がわずか676gしかありません。
これまで使用していたCanon Kissx5とサイズ感を比較してもその差は一目瞭然。横幅はほぼ同じくらいですが、薄さはa7cの圧勝です。APS-C機のKissx5と比べても、フルサイズ機のa7cの方がより小型なのですから、これはすごいというほかにありません。

ちなみにiPhone10のサイズと比べてみるとこんな感じ。実際にはレンズを装着する分の厚みが出ますが、このサイズ感であれば、外へ持ち出すときに全くストレスにならなそうです。
サイズや重量を理由に「カメラは持って行かなくていいや」と思ったことが、これまでに多々あったので、このコンパクトさは旅行先に持っていくカメラとして、かなり大きなメリットです。
バリアングル液晶が便利&Wi-Fi機能でどこでもスマホに取り込みOK!

a7cでは、バリアングル方式のモニタが採用されています。横開きで自由自在に動かすことができるので、旅先の風景と一緒に自撮りする際もスマホではなく、カメラできれいに撮影することができるのが大きな特徴です。
また、Wi-Fi機能が搭載されているため、撮った写真や動画をスマホにラクラク転送することも可能です。スマホへの取り込みにPCを通す必要がないので、その場で友人に共有したり、SNSに投稿したりと、思い出をリアルタイムでシェアすることができるんです。
旅行から帰ってきた後にPC経由でスマホに取り込んで、その後LINEで友人に送る、といった一連の流れが結構手間だったりするので、その場でシェアできるのはありがたい!
やっぱりすごい!フルサイズ機ならではの美しさ

Kissx5からa7cに乗り換えて感じたボディのサイズ感以外の大きな違いの1つが写真の色味の違いです。色味に関しては好き嫌いがあると思うので一概には言えませんが、個人的にa7cが写しだす色味はとっても好みでした。
淡い色合いが美しく、これまでのkissシリーズと比べると少しフィルムっぽい印象。写りが好みだと、今まで以上に写真を撮ることが楽しくなってきます。カメラの沼にハマりそう・・・。

また、a7cはフルサイズのセンサーを搭載しているだけあって、暗所での撮影の強さやボケの美しさも兼ね備えています。
APS-C機だと、旅先での夜景や星空を手持ちで撮影する場合にどうしてもノイズが入ってしまいますが、フルサイズセンサー搭載のa7cの場合、ある程度まではノイズレスできれいに撮影することが可能です。旅先で重くてかさばる三脚を持ち運ぶ必要がなくなるのも旅行に持っていくカメラとしては大きな強みとなりそうです。

背景のボケもご覧のような美しさ。僕自身も初のフルサイズデビューだったので、このボケの美しさには感動しました。実際にa7cを使ってみると、これまでAPS-C機を使っていた人は、その性能の良さにきっと驚くのではないかと思います。
背景がボケやすいことで主題を強調した写真を撮りやすいですし、写真に立体感も生まれるので、サイズだけでなくこうした性能面で考えても、個人的にはとても満足しています。これまで以上に旅先でいい写真がたくさん撮れそうです。
交換レンズが多いのも嬉しい

フルサイズミラーレスの走りといえば、SONYです。そのため、SONYが自社で販売するレンズ以外に、SIGMAやTamronなどのサードパーティからもSONYのフルサイズミラーレスに対応した様々なバリエーションのレンズが展開されています。
価格帯や性能、焦点距離や明るさなど、いろんな選択肢の中からレンズ選びができるので、自分が撮りたいものや予算に合わせて購入できるのも嬉しいポイントです。
ちなみに僕はスナップ用の単焦点レンズと、風景用の広角レンズを購入して、旅行先では撮りたいものに合わせて使い分けています。
実機レビュー!SONY a7cのここがイマイチ!

実際にa7cを触ってみて、イマイチな点が見当たらないというのが正直な感想です。旅行のお供に持っていくカメラとしては、それくらい十分すぎるスペックを兼ね備えています。
一般的には、ファインダーが微妙、カスタムボタンが少ない、SDカードが1枚しか挿入できないといった点をデメリットに挙げる方が多いようですが、個人的にはあまり気になりませんでした。
バリアングルモニタがファインダー代わりになりますし、基本的な設定にはカスタムボタンを使うことはありませんし、SDカードを2枚使いたいと思ったことはこれまでにないので、この辺りはあまり問題ではないかな、というのが正直な印象です。
SONY a7cは旅行好きにはほんとにおすすめのカメラ!
今回ご紹介した通り、SONY a7cはコンパクトさと高性能が共存した、旅行に持っていくのにぴったりのカメラでした。
フルサイズならではの描写力やノイズの少なさが楽しめるだけでなく、ボディはわずか500gほどしかありません。持ち運びのめんどくささや、荷物の場所を取ることもないので、買ってよかったな、と思っています。
同じように軽くて性能の良いカメラを探している方は、SONY a7cおすすめです。ぜひ検討してみてくださいね。