こんにちは。けんちょ(@kencho0113)です。
富山県と聞いて思いつくのはどんなイメージでしょうか?北陸地方にゆかりのない人にとって、富山県には何があるのかわからない。もしかするとそんな方も多いのではないでしょうか。
何もないと揶揄されることもしばしば。そんな富山県ですが、実は旅行で訪れると魅力がいっぱいあるんです!
そこで今回は富山旅行を存分に楽しむために、グルメや観光など富山観光で絶対にやりたい15のことについてご紹介したいと思います。この記事を読めば富山旅行がより充実すること間違いなしです。
富山県のおすすめホテルはこちら
・富山市中心部に天然温泉!?「剱の湯 御宿 野乃」はコスパ抜群のおすすめホテル
・旅行にもワーケーションにもおすすめ!富山・氷見の海辺の小さな宿「HOUSEHOLD」が素敵すぎた
富山県ってどんな都道府県?魅力はなに?
富山県は、北陸地方に属する日本海に面した人口およそ100万人程度の都道府県。首都圏からは新幹線、関西地方からは高速列車を乗り継ぎ、2時間30分~3時間30分程で訪れることができます。
そんな富山県は、日本海に面する富山湾の絶品の海の幸や雄大な山々に囲まれた立山連峰など、海と山に囲まれ豊かな自然が楽しめる、魅力たっぷりの地域なんです。豊かな自然の中で育まれる美味しいグルメや絶景の数々がSNSを中心に話題を呼び、今国内の旅行先の中で注目されている都道府県なんですよ。
富山観光で絶対にやりたい15のこと
①立山アルペンルートで大自然を満喫する
富山旅行のハイライトにもなるアクティビティが雄大な立山連峰を満喫することができる、立山アルペンルートの観光です。
立山アルペンルートとは、3,000m級の北アルプスを貫き、 富山と長野を結ぶ世界有数の山岳観光ルートのこと。ルート一帯にマイカー規制が敷かれていて、ケーブルカーや観光バスを乗り継ぐことで訪れることができます。
そのスケールの大きさにはただただ驚くばかりで、圧倒的スケールの大自然が生み出す絶景を次々に眺めることができるんです。
そんな立山アルペンルートの中の山頂付近にある室堂駅では、例年4月中旬から6月中旬までの2ヶ月間「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」が開催されています。
雪の大谷フェスティバル開催中は、たくさんのイベントが催されていて、特に「雪の回廊」では、道の両側に掻き分けられた、高さ10m以上にもなる雪の壁の中を歩くことができるんです!豪雪地帯ならではの景色は、迫力満点です。
もちろん雪の大谷フェスティバルの会期以外の時期も立山アルペンルートは魅力満載。特に北アルプスで最も美しいと言われている「みくりが池」は、湖面に山々を映し出し、夜には満天の星空を眺めることができるんです。
雄大な山々が生み出す大自然を見るために立山アルペンルートは外せない観光アクティビティの1つです。
②黒部ダムの圧倒的なスケールを体感する
日本で最も有名なダムが、ここ富山県にある黒部ダムです。えん堤の高さ186mは日本一の規模。毎秒10t以上の水が放水される様子は圧巻で、その様子を一目見ようと多くの観光客で人気のスポットです。
そんな黒部ダムも立山アルペンルートの中にあるので、雄大な大自然と一緒に圧倒的スケールの黒部ダムも併せて訪れることをおすすめします!
③黒部峡谷鉄道で絶景のトロッコ列車旅をする
黒部峡谷鉄道のトロッコ電車も富山観光のハイライトになるシーンの1つ。宇奈月駅から欅平駅までの全長20.1kmを結ぶこの列車では、険しい黒部峡谷の自然を満喫することができるんです!
元々は日本一深い峡谷での電源開発のための資材運搬用鉄道として建設され、今ではトロッコ観光のパイオニアとして、一般の観光客向けに開放されています。
大自然の中を走るトロッコ列車は、空気が気持ちよくて最高に楽しい!ガタンゴトンという音とともに、深い峡谷の中を走る様子は、なかなか他では味わえない観光です。
夏は新緑、秋は紅葉、そして冬は一面銀世界と、シーズンごとに美しい景色が見られるトロッコ列車旅は最高なので、富山旅行の際にはぜひ訪れてみてください。
④富山最大の温泉街で風情ある街並みと温泉を楽しむ
黒部峡谷鉄道の起点、宇奈月の街は富山県最大の温泉街としても有名なんです!駅前には、温泉旅館やお土産屋さんが点在していて、風情ある街並みがなんとも良い雰囲気。
そんな宇奈月温泉は、日本有数の透明度を誇るきれいなお湯が特徴的。お肌にやさしい弱アルカリ性の単純温泉で、湯上がりのお肌が滑らかになる「美肌の湯」と言われています。
日帰り温浴が可能な施設もあるので、トロッコ列車観光だけでなく、温泉も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
⑤世界遺産の五箇山の合掌造りで日本の原風景に触れる
富山県南砺市にある五箇山の合掌造り集落は、世界遺産にも選ばれている富山県有数の観光スポット。「相倉合掌造り集落」と「菅沼合掌造り集落」の2つの集落が合わせて五箇山の合掌造り集落と呼ばれていて、山村ののどかな原風景を見ることができます。
合掌造りで有名な白川郷と比べると知名度が低く、観光地として整備されていないので、日本の古き良き田舎に迷い込んだかのような雰囲気が楽しめます。
今ではほとんど見ることのできない茅葺き屋根の合掌造りをゆっくりと見学することができるので、ぜひ五箇山で日本の原風景に触れる旅をしてみてはいかがでしょうか。
⑥雨晴海岸で世界的にも珍しい絶景を見る
富山県高岡市の雨晴海岸は、富山湾の海越しに3,000m級の山々が連なる立山連峰が見える場所として有名なスポット。海越しに3,000m以上の山々を見ることができるのは、世界でもイタリア、チリ、そしてここ富山の3箇所だけ。
そんな世界的にも珍しい雨晴海岸ですが、その美しい景色が見られる確率は、わずか10%程度。山の上に雲がかかってしまうことが多く、本当にきれいに見えている、というのは10分の1の確率なのだそうです。
確率的にはなかなか難しいものがありますが、見ることができたらかなりラッキー。世界的にも有名な雨晴海岸の絶景は、必見の富山県の風景です。
⑦日本のべニス、内川エリアを散策する
富山県新湊市の内川エリアは、「日本のベニス」と呼ばれることもある美しい港町です。その風情ある景観から、近年では様々な映画のロケ地として使われているんだとか…!
本物のヴェネツィアと比べると、煌びやかな雰囲気ではありません。ですが、川べりには民家が立ち並び、川の両岸に漁船が繋留されている様子は、なんとなくヴェニスのよう。
何もないといえば何もないエリアなのですが、日本の港町らしいノスタルジックな雰囲気が楽しめるので、ぶらりと散策したいスポットです。
⑧北陸の雄、スパアルプス富山で極上の水風呂を体験する
北陸地方のサウナを語る上で絶対に外せないのが、富山市にあるスパアルプス富山。ここは、心地よい熱さの本格フィンランドサウナや良質な水風呂が特徴的で、県内外から多くの人が訪れるほど人気のサウナ施設です。
そんなスパアルプス最大の特徴が、北アルプスの天然水を使用した良質な水風呂です。飲める水をそのまま使用した水風呂は極上の気持ちよさなんです!キレがあるのに肌触りが滑らかで、いつまでも入っていられるかのような感覚を楽しむことができます。
富山に訪れる際には、日本有数のハイレベルな水風呂を味わってみてはいかがでしょうか。
⑨美しいガラス細工と先進的な建築美を鑑賞する
「ガラスの街とやま」では「富山市ガラスの街づくりプラン」を基本に、ガラスをテーマとした街づくりに取り組んでいます。その集大成として、富山市の中心部にオープンしたのが、ここ富山市ガラス美術館。
建物の設計は、日本を代表する建築家、隈研吾氏によって手がけられたもので、明るく開放的な吹き抜けに圧倒されること間違いなしでしょう。
この投稿をInstagramで見る
美術館内に展示されているガラス作品も圧巻の美しさ。本当にガラスでできてるの?と思わず疑ってしまうほどの緻密で繊細なガラス細工は、一見の価値ありです。
⑩「くすりの富山」の文化を体験する
医薬品産業は江戸時代中期から300年以上の歴史がある、富山県の代表的な伝統産業です。現代においても、人口当たりの医薬品生産額や従業者数は全国で1位であり、薬都・富山の歴史は今もなお続いています。
そんな「くすりの富山」の文化を体験できる場所が、富山市内の池田屋安兵衛商店です。お店の中では、古い木製の「製丸機」を使った丸薬製造実演の見学と体験、さらには和漢薬やレトロなパッケージの小袋薬などを購入することもできるので、お土産にもぴったり。
⑪ドラえもんに会いに行く
富山県高岡市の高岡おとぎの森公園は、知る人ぞ知る観光スポット。テレビや漫画の中からそのまま出てきたような「ドラえもんの空き地」があるんです!
誰もが小さい頃にテレビの画面越しに見ていた風景に思わず懐かしさを感じること間違いなし。土管まで再現されたこの懐かしい風景を見にぜひ足を運んでみては。
⑫富山湾の新鮮な海の幸を堪能する
”天然の生簀”ともいわれる富山湾は、四季を通して多彩な海の幸に恵まれています。そのため富山の海の幸は、とにかく新鮮で絶品!そんな富山の海の幸を一度にたっぷり食べるなら「海鮮丼」に限ります。肉厚のお刺身がめちゃめちゃ美味しくて、ご飯がすすむすすむ…。
富山県西部の氷見の方を訪れるのであれば、おすすめなのが「すし屋の城光」です。ミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれたこのお店では、新鮮な魚をこだわりの調味料で頂くことができるんです。醤油ではなく、ポン酢や煮切り、岩塩など、素材の良さを活かした様々な調味料で頂くお寿司は絶品です。
富山県に訪れるのであれば、新鮮な海の幸を食べないわけにはいかないでしょう!
⑬幻の海老「白エビ刺身丼」を頂く
富山名物の「白エビ」は、透き通るような淡いピンク色の身が特徴的な小粒の海老。日本近海に広く生息していますが、漁が成り立つほど漁獲できるのは富山湾だけなのだそう。
そんな幻の白エビ丼ぶりを食べられるお店が、JR富山駅の中にある「白エビ亭」です。白エビ亭の看板メニュー「白エビ刺身丼」は、こだわりの白エビを約90尾も使った贅沢な丼ぶりです。口の中に広がる白エビの甘さは、言葉にならない美味しさ!
富山ならではの絶品料理を食べずして、帰ることはできませんよね…?
⑭本場で富山ブラックをすする
富山県発祥のご当地ラーメン、富山ブラック。醤油をベースとした真っ黒なスープが特徴的で、味・見た目ともにインパクト抜群のラーメンとして注目を集めています。
そんな富山ブラックを全国に知らしめたのが「麺家いろは」です。東京ラーメンショーでは過去5回、売上数第1位という記録を達成し、今では国内外に店舗を構えるほど。
富山から世界へと広がったファンの多い富山ブラックを本場まで来てすすらないわけにはいかないですよね。
⑮ホタルイカを楽しみつくす
「富山県のさかな」の1つであるホタルイカ。海岸近くまで数百万匹のホタルイカが押し寄せて、光り輝く様子は富山県でしか見られないとても珍しい現象なんだとか。
そんなホタルイカについて、生態や棲息する富山湾の神秘を体験しながら楽しく学べる施設が、滑川市の「ホタルイカミュージアム」です。ホタルイカの生態について学んだり、発光する様子を見てみたり、そして新鮮なホタルイカ料理を味わったり。ホタルイカミュージアムでは、富山が誇る「ホタルイカ」を楽しみつくすことができるんです!
「富山県は何もない」なんてことはない!観光にグルメに充実した富山旅行に出かけよう!
「何もない」なんてことを言われることもある富山県。ですが実際には、観光や温泉、グルメなど魅力たっぷりで旅行がとっても楽しい都道府県なんです!
今回の記事では、富山旅行で絶対にやりたい15のことについてご紹介しましたが、まだまだ富山には魅力がたくさん。次の旅行先に富山県もありかも…と思った方は、ガイドブックも参考にぜひ魅力たっぷりの富山県を楽しんでくださいね。
そして富山旅行にかかる費用については下記の記事でご紹介していますので、こちらも参考にしてみてくださいね。
関連記事はこちら
・富山市中心部に天然温泉!?「剱の湯 御宿 野乃」はコスパ抜群のおすすめホテル
・旅行にもワーケーションにもおすすめ!富山・氷見の海辺の小さな宿「HOUSEHOLD」が素敵すぎた
\今すぐ富山のホテルを予約/