観光

名古屋から日帰りで観光できる離島!アートの島「佐久島」のサイクリング旅が楽しい!

こんにちは。けんちょ(@kencho0113)です。

知多半島と渥美半島に抱かれた、三河湾のほぼ真ん中に位置するアートの島、佐久島をご存知でしょうか?豊かな自然や不思議なアート作品が楽しめる佐久島は、名古屋から日帰りで気軽に訪れることができる魅力たっぷりの島なんです!

今回はそんな佐久島の魅力や見どころについて、ご紹介したいと思います。

佐久島って、どんな島?

佐久島は愛知県西尾市にある周囲約11.8kmの知多半島の先に浮かぶ離島です。人口は250人とちょっと、島民よりも猫の数の方が多いんだとか。そんな小さな島の島内には、島おこしプロジェクトで集まった多数のアート作品が点在。佐久島は「アートの島」としても有名なんです。

穏やかな海、四季折々の景色が楽しめる散策道、そしてのどかな雰囲気。佐久島は、離島ならではの原風景を残しつつも、アート作品が合わさった様子がSNSで話題を呼び、今では観光客に大人気。フォトジェニックな風景を一目見ようと多くの人で賑わいます。

佐久島は名古屋から日帰りで訪れられる!

佐久島は、西尾市の一色港から高速船に乗って訪れることができます。名古屋市内から一色港までは電車とバスを乗り継いで80分ほど。一色港の周辺には約1,000台の無料駐車場が完備されているので、可能であれば時間の融通がきく、車でのアクセスがおすすめです。

一色港に到着すると、佐久島までは高速船で20分ほど。渡船料金は往復で1,620円。そして高速船は往路、復路ともに1日7便ずつ運行しています。

運行スケジュールについては、以下の通りです。

一色港発→佐久島行き(往路)
6:30、7:40、9:30、11:30、13:40、15:50、17:50

佐久島東港発→一色港行き(復路)
7:00、8:30、10:10、12:30、14:50、17:15、18:20

名古屋から日帰りで佐久島を観光するのであれば、遅くとも11:30発(できれば9:30)までの便に乗船することをおすすめします。但し、土日祝日に訪れる場合、乗船前に混み合うことも多いので、時間に余裕を持ったスケジュールで訪れましょう。

往路、復路ともに運行便数がそれほど多くないので、乗り遅れには注意が必要です。

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佐久島はレンタサイクルで観光するのがおすすめ!

一色港を出港した高速船は、まず佐久島西港へ寄港し、その後東港へと向かいます。

どちらの港で下船しても特に変わりはないのですが、降りた港と反対の港に向かって散策するのが一般的。西港で下船するのであれば、東港へ向かって散策し、復路は東港から乗船するといったイメージです。

そして東港と西港の道のりは約2.5kmほど。歩けない距離ではないですが、島内を自由に散策するのであれば、サイクリング旅がおすすめ。海沿いの道やのどかな景色の中を自転車で走るのがとっても気持ちがいいんです!

東と西の両方の港のすぐそばに乗り捨て可能なレンタサイクルのお店があるので、佐久島に到着したら、まずは自転車を借りて観光をスタートするのがおすすめです。

佐久島アートを巡る!

定番のおひるねハウス

おひるねハウス

佐久島観光の醍醐味といえば、やっぱり島内に点在するアート巡りです。

数多くある佐久島アートの中で最も有名な作品の1つが西港側にある「おひるねハウス」です。土日祝日は、このアート作品の前に行列ができるほどの人気っぷり!ちなみにここは、劇場版「名探偵コナン天空の難破船」の中でコナン君と怪盗キッドが降り立った場所でもあります。

そんなおひるねハウスは、西集落の黒壁をモチーフにしたデザイン。黒いボックス型のアートの向こうには穏やかな三河湾の風景が広がっています。9分割されたボックスの中は自由に入ることができるので、とってもSNS映えする写真が撮れるんです。

青と白とのコントラストが美しいイーストハウス

イーストハウス

おひるねハウスと並ぶ、もう1つの佐久島の大人気アートが「イーストハウス」です。イーストハウスは東港側にあるアート作品。真っ白な壁が背景の青い空と海にマッチしていて、とっても素敵なデザインです。こちらもおひるねハウス同様に作品の中に入ったり、上に登ったりすることができるので、ポージングを決めていろんなショットを試してみましょう。

まだまだたくさん!佐久島アート

佐久島の秘密基地/アポロ

佐久島アートで特に有名なのは「おひるねハウス」と「イーストハウス」の2つですが、その他にもたくさんのアート作品があります。

アポロ11号の月面着陸をイメージして作られた「佐久島の秘密基地/アポロ」は、木々の間を抜けた先にあり、まるで本当に秘密基地のよう!作品の中から穏やかな海が一望することができます。

クラインガルデン ウェルカムスペース

「クラインガルデン ウェルカムスペース」には、モザイクタイルの看板や日時計が小道沿いに配置されています。

このように佐久島には島内のいたるところにアート作品が散りばめられていて、その数なんと20作品以上!穏やかな空気感の漂う島をサイクリングしながら、アート作品を巡ってみてくださいね。

のどかな雰囲気や豊かな自然を楽しむ!

離島ならではの穏やかな空気感や豊かな自然に触れられるのも佐久島観光の魅力の1つです。周囲を海に囲まれた佐久島は、海沿いに見どころが点在。ただの移動も穏やかな海の景色を眺めながらサイクリングすると、なんだかワクワクしてきます。

ぶらぶらと散策していると、竹林に囲まれたちょっと神秘的なスポットも。緑に囲まれた祠は、なんだかジブリっぽい雰囲気が漂います。

自転車を漕いでいると、道中にはなぜかヤギの姿が。可愛らしい姿に足を止めてヤギを見守る人もちらほら。「メェー」という鳴き声とともに、のんびりと草を食べる様子がなんとも可愛らしい。

佐久島には見どころがいたるところにありますが、せっかくの島旅、観光スポットだけでなく、のんびりとした離島ならではの雰囲気もぜひ体感してみてくださいね。

佐久島グルメを堪能する!

ふわふわのかき氷が食べられる「サクカフェaohana」

佐久島観光で忘れてはならないのが、佐久島グルメです。佐久島にはおしゃれなカフェや美味しい海鮮のお店が意外にもたくさん。

佐久島の真ん中あたりにお店を構える「サクカフェaohana」は、ふわふわのかき氷が食べられる古民家カフェ。メディアに取り上げられたこともある絶品かき氷を食べようと多くの人で賑わう人気店です。

左:かき氷 右:冷やし中華

ふわふわのかき氷は夏の暑い日にぴったりで休憩での利用もおすすめ。そして驚くべきは写真の右に写っているメニュー。これ実は冷やし中華なんです!

かき氷と同様にふわふわに削られた氷の中に中華そばが埋まっているんです。ごまだれを氷の上からかけて食べると、麺との絡みがよく、そしてよく冷えていて美味しい!サクカフェaohanaは、ランチにもカフェ利用にもおすすめのお店なんです。

名称:サクカフェaohana
住所:愛知県西尾市一色町佐久島前田45
営業時間:12:00〜18:00(土日9:30~)
定休日:12月~2月
地図:

雰囲気が素敵な古民家カフェ「蔵ssic」

佐久島の西部、おひるねハウスに向かう途中にあるのが、古民家カフェの「蔵ssic」です。ここはどちらかというと隠れ家的なお店。のどかな雰囲気の中でゆったりとくつろいで過ごすことができます。

そんな蔵ssicはコーヒーやレモネードがとっても美味しい!観光の合間にホッと一息、美味しいドリンクやケーキを片手にお庭を眺めてゆっくり過ごすことができますよ。

名称:蔵ssic
住所:愛知県西尾市一色町佐久島東側97
電話番号:0563-79-1240
地図:

今回ご紹介したお店以外にも佐久島名物の「大アサリ丼」や「タコのお刺身」など、佐久島には美味しいグルメを提供するお店がたくさん。ついついアート作品ばかりが注目されがちですが、佐久島のグルメも忘れずに堪能しましょうね。

佐久島は日帰り旅でも十分に楽しめる!

今回は日帰りの短い旅でしたが、佐久島を満喫することができました。佐久島はコンパクトな島なので、自転車で回れば最短3時間ほどの滞在でも十分に楽しむことができます。

ほんとにたくさんのアート作品や美味しいグルメが点在しているので、しっかりと満喫したい方は、余裕を持って訪れることをおすすめします。島内のどこを撮っても絵になる素敵な島なので、皆さんもぜひ訪れてみてくださいね。

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