こんにちは。けんちょ(@kencho0113)です。
ヨーロッパらしい街並みや美しい大自然、可愛らしい北欧雑貨など、数ある旅行先の中でもスウェーデンは憧れの国の1つではないでしょうか。
しかし、北欧といえば気になるのは、物価の高いイメージでしょう。実際に旅行するとなるとどれくらい費用がかかるのか気になる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで今回の記事では、実際に旅行した体験をもとに、スウェーデン旅行に必要な費用や物価の相場感についてご紹介したいと思います。
北欧が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
5泊7日のスウェーデン旅行の費用、必要な予算は24万円~
結論から書くと、5泊7日のスウェーデン旅行で実際に僕が使ったお金は、約17万円ほどでした。
※2023年現在、航空券価格の高騰や為替レートなどにより、スウェーデン旅行に架かる費用は最安24万円程度~となっています。
内訳はざっくり下記の通りです。
航空券 80,000円
宿泊費 30,0000円
交通費 10,000円
食費 20,000円
観光費 10,000円
そのほか雑費 15,000円
ただし、旅行といえば宿泊するホテルのランクや食べるもの、観光する場所によって、かかる費用には個人差が出てくると思います。
なので、僕が実際に使ったお金と合わせて、各ホテルや飲食店の価格の相場もご紹介しますので、自分の旅のスタイルと照らし合わせると良いかと思います。
5泊7日のスウェーデン旅行にかかる費用の内訳
5泊7日スウェーデン旅行の費用① 航空券
スウェーデン旅行においても、費用の中で航空券が占めるウエイトはかなり大きいです。
僕が予約したスウェーデンへの航空券は、イスタンブールを経由するターキッシュエアラインを利用して、往復で約80,000円でした。同じく経由便で、中国を経由する中国国際航空を利用した場合だと、安ければ約70,000円程度で往復することができます。
ただし、航空券価格が高騰している2023年現在、上記の経由便を利用する場合にも往復12万円程度の費用が掛かります。
また、日本とストックホルム間は直行便が飛んでいないため、必ずどこかで経由する必要があります。現地での滞在時間をできるだけ増やしたいという方は、フィンランドのヘルシンキ経由でストックホルムに訪れると、最も移動時間を短縮することができます。その場合の航空券費用は往復で20万円越えを想定しておく必要があります。
日本とストックホルム間の航空券事情についてまとめると下記のようなイメージです。
✔︎日本とスウェーデンの直行便はない
✔︎フィンランド経由が最も早い航空券は往復20万円越え
✔︎トルコや中国経由だと、往復12万円程度~
予約する航空会社によって航空券にかかる費用は前後してくるので、上記の価格相場を参考に、自分の場合はどれくらい必要か計算してみると良いと思います。
また、中国国際航空がどんな航空会社か気になる方は、下記記事も参考にすると良いと思います。
5泊7日スウェーデン旅行の費用② 宿泊費
スウェーデンのホテルに5泊宿泊した際にかかった費用は、約30,000円程度でした。
僕はひとり旅でスウェーデンへと訪れましたが、泊まったホテルはドミトリーではなく、個室のお部屋でトイレやシャワーは共用という設備で上記の価格でした。宿泊先の詳細は下記の記事でもご紹介しています。
宿泊費はホテルのランクによってもかなり個人差が出てくるかと思いますが、相場はだいたい下記となります。
○ゲストハウスのドミトリー ・・・1泊2,500円~5,000円くらい ○通常のホテル(2名1室) ・・・1部屋あたり10,000円〜20,000円くらい ○ちょっといいホテル(2名1室) ・・・1部屋あたり30,000円程度~
実際に訪れた体感としては、宿泊費の価格感は日本よりも高い印象でした。
ストックホルム滞在中に、通常クラスのホテルに2人で宿泊する場合、1人1泊あたりにかかる費用は5,000円~10,000円くらいでしょう。これを宿泊する日数と掛け合わせると、スウェーデン旅行で宿泊にかかる費用がざっくり計算できます。
スウェーデンの宿泊予約はBooking.comから色々と検索することができるので、旅行を予定している日にちに合わせてホテル探ししてみると良いでしょう。
ちょっとでも安くホテルやゲストハウスを予約したいという方は、下記の記事も参考になるかと思います。
5泊7日スウェーデン旅行の費用③ 交通費
5泊7日のスウェーデン滞在中にかかった交通費はだいたい10,000円程度でした。
アーランダ空港とストックホルム市内は約40km離れており、高速で移動するアーランダエクスプレスは往復580SEK(約6,500円)と結構な価格です。ローカル電車を利用する場合は、往復250SEK(約2,800円)程度なので節約することが可能です。
そのほか、ストックホルム滞在中に交通費として想定される乗り物の価格をまとめると下記の通りです。
・アーランダ空港とストックホルム市内のアクセス(片道) →アーランダエクスプレスを利用し、580SEK(約6,500円) ・ストックホルム市内の移動費 →ストックホルムトラベルカード3日券が310SEK(約3,500円) ・タクシーの初乗り(メーター制) →45SEK(約490円)
ストックホルムを移動するにあたってかかる交通費は、上記の価格を参考にすると良いでしょう。
また、ストックホルム内を移動するときには、上記でもご紹介している「トラベルカード」という、ストックホルムのバス、地下鉄、トラム、郊外電車などの公共交通機関(SL)に乗り放題になるカードを購入しておいた方がお得です。
トラベルカードの価格は1日券(24時間)が155SEK、3日券(72時間)が310SEKなので、1回有効なシングルチケットが45SEKなのを考慮すると、1日なら4回、3日なら8回以上公共交通機関に乗車するなら、トラベルカードを購入しておいた方がお得です。
こちらも参考に予算組みをしてみると良いでしょう。
5泊7日スウェーデン旅行の費用④ 食費
5泊7日のスウェーデン旅行にかかった食費は20,000円程度でした。
正直、外食費は日本と比べるとかなり割高な印象で、すべてしっかりと外食しようと思うのであれば、食費がかさむことは覚悟しておいた方がいいです。
ストックホルムの中心地の観光客向けのレストランに入ったという理由もありますが、鮭とパン、そしてコーヒーのセットのランチで4,000円ほどかかりました。驚きべき価格です。
このようにレストランで外食するのであれば、ある程度の出費を覚悟してください。ちなみに僕はこれがスウェーデン旅行で最初で最後のレストランでした。
そんなスウェーデンの外食費の価格相場は下記です。
外食にかかる費用の目安(1人分)
・ファストフードやサンドイッチ
・・・1,000円ほど
・カジュアルなランチ
・・・2,000円~3,000円
・レストランでのランチ
・・・3,000~5,000円
・ディナー
・・・10,000円〜
外食費は上記の価格を参考にしてみると良いでしょう。僕の場合は、予想以上の物価の高さもあり、サンドイッチやカフェでの軽食などを中心に、食費はなんとか20,000円ほどに抑えることができました。
スウェーデンは外食費が高いので、節約したい方は食事の中にカフェでの軽食や自炊を取り入れることで節約することができます。
5泊7日スウェーデン旅行の費用⑤ 観光費
5泊7日のスウェーデン旅行、観光費には10,000円ほど使用しました。
観光にかかる費用は巡るスポットによって異なりますので、主な観光スポットの入場料を下記にまとめておきます。
・◎ヴァーサ博物館 ・・・150SEK(約1,600円) ・◎ストックホルム宮殿 ・・・180SEK(約2,000円) ・◎ノーベル賞博物館 ・・・120SEK(約1,300円) ・◎リッダーホルン教会 ・・・50SEK(約550円) ・◎貴族院 ・・・60SEK(約650円) ・◎ドロットニングホルム宮殿入場料&連絡船 ・・・350SEK(3,800円)
・ストックホルム市庁舎内部見学ツアー ・・・120SEK(約1,300円) ・ストックホルム市庁舎展望台 ・・・60SEK(約650円)
ストックホルム市内の主要な観光スポットの価格は上記の通りです。上記は入場料がかかるスポットを紹介していますが、ストックホルムには美術館や教会など、無料で入場できるところもたくさんあるのがとてもありがたい限りでした。
また、上記で紹介した主要観光スポットの中で「◎」の印をつけている所は、ストックホルムパスという観光に便利なカードを一度購入すると、そのカードをチケット代わりに入場することが可能です。
そんな観光にとっても便利なストックホルムカードの価格は下記です。
〈ストックホルムカード〉 1日券・・・669SEK 2日券・・・929SEK 3日券・・・1,129SEK
このあたりは興味のある観光スポットの入場料とストックホルムカードとどちらが安くなるか計算してみると良いと思います。
また、ストックホルムの観光については下記の記事でもご紹介しています。
5泊7日スウェーデン旅行の費用⑥ その他雑費
その他の雑費としてかかったものは15,000円ほどでした。雑費の中身としては、海外旅行保険への加入費やカフェ代、お土産代の費用などです。
まず海外旅行保険ですが、5泊7日のスウェーデン旅行の場合だと4,000円ほどかかります。ただし、この海外旅行保険は入会金と年会費が永年無料で海外旅行保険が自動で付帯しているエポスカードを発行することで、まるっと保険料金をすべて節約することが可能です。海外旅行保険に支払うはずだったお金を旅先での予算に回すことができるので、これを機に作っておくことをおすすめします。
また、カフェではドリンク1杯400円〜600円ほどで日本と同程度の価格の印象でした。
その他、お土産で北欧雑貨をたくさん購入する場合は、少しお土産代に余力を残しておく必要があるかなと思います。僕の場合はお土産はお菓子などを適当に見繕ったので5,000円ほどで抑えることができました。
5泊7日のスウェーデン旅行でかかった費用まとめ
物価がかなり高いイメージのあるスウェーデンですが、今回ご紹介した通り、僕は5泊7日の旅行を約18万円で訪れることができました。
また、5泊7日なのでデンマークやフィンランドなど、ストックホルムと併せて2都市周遊で訪れるという方も、北欧内の物価はかなり近いものがあるので、今回ご紹介した予算感で概ね問題ないかと思います。
もちろんレストランで食事をしたり、もう少し良いホテルに宿泊する場合、もう少しかかってきますが、意外と全く手が届かないほどではないでしょう。
スウェーデンは治安が良く街並みも美しい、見どころたっぷりで素敵な国なので、興味を持っていらっしゃる方は、ぜひとも訪れてみてください。
とは言っても、「なかなか個人で海外旅行を手配するのが難しいな」と感じた方は、まずは大手旅行代理店のJTBからツアーで旅行もありだと思います。
とにかく、自分自身が一番楽しいと思う旅行を過ごせることが大切だと思います!
海外旅行の際は保険に加入しておこう
スウェーデン旅行へ行く前に!海外旅行保険には加入しましたか?
何かあってからでは困るのが海外旅行です。
本記事でもちらっと触れましたが、海外旅行に行く際に海外旅行保険への加入は必須です。
異常に高い医療費や、旅先でカメラやパソコン、スマホを壊してしまった時などに備えて、海外旅行保険には確実に加入しておきましょう。
エポスカードは入会金や年会費永年無料で、海外旅行保険が自動付帯というめちゃくちゃお得なカードなので、いちいち海外旅行保険に加入するのがめんどくさい方や、保険代がもったいないと感じる方はこの機会に加入してみてはいかがでしょうか。